山田 誠二

  山田 誠二
  国立情報学研究所 教授
  総合研究大学院大学 教授
  東京工業大学 特定教授
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HAI(ヒューマンエージェントインタラクション),IIS(知的インタラクティブシステム)の2つの研究分野を世界に先駆けて展開し,人とコンピュータシステム,マシンとの協調を目指して,人工知能,計算知能の方法を駆使したインタラクションデザインの工学的設計論を研究しています.

  • HAI (Human-Agent Interaction) とは,人間と擬人化エージェント,人間とロボット,そしてエージェントを介した人間同士がうまく協調するためのインタラクションデザインを目指す新しい研究領域です.我々は,人間との協調作業を通じて,ユーザとながく付き合っていけるパートナーとしての擬人化エージェント,ロボットの実現に必要なインタラクションデザインのために,ちょっとした思いつきやセンスによる実装に留まるだけではなく,しっかりしたアルゴリズムや実験的検証に裏打ちされた設計論を開発することを目指しています.
  • IIS (Intelligent Interactive Systems) とは,人間と機械学習・データマイニングシステムの知的なインタラクションデザインを目指す新しい研究領域です.我々のプロジェクトでは,人間の能力を最大限に活かす知的インタラクティブシステムの実現を最終ターゲットとして,従来の「人にやさしいマシン」から「人が適応しやすい知的システム」へのパラダイムシフトを基本的設計指針として,インタラクティブ機械学習・データマイニングアルゴリズムの開発から人間ーシステム間のインタラクションデザインまでの幅広いアプローチをとっています.

具体的な研究プロジェクトについては,研究プロジェクトをご覧下さい.

また,山田誠二研究室では,総合研究大学院大学情報学専攻(博士後期課程,5年一貫性:10月,4月入学)の学生を随時募集しています.修士,学部を卒業予定の学生の方,社会人学生も歓迎です.見学,相談は,気軽に山田までメールでご連絡下さい.詳しくは, 大学院生募集! をご覧ください.


近況
岡村さん(総研大)の投稿論文が AutomotiveUI2018 に採録されました 2018-8-10

昨年秋入学の岡村和男さん(総研大D3)の下記論文が,自動車ユーザインタフェースの(トップ?)カンファレンスである AutomotiveUI2018 にアクセプト(ポスター)されました! 研究内容は,ドローンの自動認識システムと操縦者間の信頼形成(trust calibration)を適応的に実現する枠組みの提案です.オリジナリティは,枠組み自体の新規性,そこで信頼形成を促すTCC(trust calibration cue)の探索的デザインなどです.
Kazuo Okamura and Seiji Yamada: Adaptive Trust Calibration for Supervised Autonomous Vehicles, In Proceeding of the 10th International ACM Conference on Automotive User Interfaces and Interactive Vehicular Applications (AutomotiveUI 2018), to appear, Toronto, Canada (Sept. 2018)

中橋さん(総研大)の投稿論文が CogSci2018 に採録されました 2018-5-16

昨年秋入学の中橋亮さん(総研大D3)の下記論文が,認知科学のトップカンファレンスであるCogSci2018(the 40th Annual Meeting of the Cognitive Science Society)にアクセプト(ポスター)されました!研究内容は,問題の難易度に依って人間の相手の行動理解(目標の推定)が違ったアルゴリズムで行われることをモデル提案と参加者実験で示しています.簡単に言うと,問題が簡単な場合は目標から逆にきっちりプランニングして相手の行動を理解するが,難しい問題の場合は前向きにヒューリスティックスを使ってある意味いい加減に理解するというものです.CogSci2018は,Madison, USAで7月に開催です. (先日,2018年7月27日に無事ポスター発表が終了)
Ryo Nakahashi and Seiji Yamada: Modeling Human Inference of Others’ Intentions in Complex Situations with Plan Predictability Bias, In Proceedings of the 40th Annual Meeting of the Cognitive Science Society (CogSci 2018), to appear, Madison, USA (July 2018)

岡部先生との共同研究が frontiers in Robotics and AI に採録されました 2018-3-15

岡部正幸先生(県立広島大学)と山田の制約優先順位の学習に関する共同研究が,Frontiers in Robotics and AI に採録されました.予想より採録まで時間がかかりましたが,大変嬉しいです.GitHubにプログラムも上がっています.Frontiers in Robotics and AIは,まだIFが付いていませんが,これから結構いいIFがつくのではないかと思っています.
Masayuki Okabe and Seiji Yamada: Clustering Using Boosted Constrained k-Means Algorithm, Frontiers in Robotics and AI, 16 pages (March 2018)

総研大D2宋くんの研究が HRI2018 に採録されました 2018-1-9

総研大D2の宋思超(ソウ シチョウ)くんの下記の論文が,ヒューマンロボットインタラクションHRIのトップカンファレンスであるHRI2018(13th ACM/IEEE International Conference on Human-Robot Interaction)にアクセプトされました!2年連続採録の快挙で,本人も喜んでいます,多分(^^ゞ 研究内容は,生物発光をベースにして単純な外見をもつロボットの好意的/敵対的表出を探査的表出デザイン法で設計して,その有効性を実際的な状況で実験的に評価しています.

  • Sachio Song, Seiji Yamada: Bioluminescence-Inspired Human-Robot Interaction, In Proceedings of the 13th International Conference on Human-Robot Interaction (HRI 2018), to appear, Chicago, US (Mar. 2018)
ASE論文が CHI2018 に採録されました 2018-1-4

昨年のCHI2017に7年ぶり2回目の出場を果たしたASE(artificial subtle expressions)の研究論文が,今年2018年も2年連続でHCIのトップカンファレンスCHI2018(Annual CHI Conference on Human Factors in Computing Systems)にフルペーパー(というか,今年はすべてフルペーパーでノートなし)で採録されました.内容は,長く研究してきたビープ音ASEの2種のビープ音(周波数不変,周波数低下変化)と同じシグナルを振動で作り,ビープ音と同じ効果があることを確認したというものです.ちょっと銅鉄研究の感があります.

  • Takanori Komatsu, Kazuki Kobayashi, Seiji Yamada, Kotaro Funakoshi, Mikio Nakano: Vibrational Artificial Subtle Expressions: Conveying System’s Confidence Level to Users by Means of Smartphone Vibration, In Proceedings of the 36th Annual CHI Conference on Human Factors in Computing Systems (CHI 2018), Full paper, to appear, Montreal, Canada. (April, 2018)